腰痛を防ぐ正しい座り方

IT系のデスクワークで腰痛に悩む方は少なくありません。パソコンに集中して仕事をするため、姿勢が悪くなりやすいことが原因です。腰痛になりやすい姿勢や改善方法などをご紹介します。

デスクワークを続けていくには、腰痛になりにくい正しい姿勢で仕事をしなければなりません。パソコンの画面に集中していると正しい姿勢が崩れやすくなり、腰痛を引き起こしてしまうことがあります。椅子に浅く座ってしまうと前かがみになったり、背もたれにもたれかかったりしやすくなり、腰に大きな負担がかかります。また、パソコンのディスプレイに集中していると頭が前に出やすくなり、姿勢を悪くしてしまう原因になります。

椅子の正しい座り方は、深く座ってお尻と背中のラインを90度にすることです。背筋を伸ばし、腰から頭までをまっすぐにしましょう。また、ひざも90度に曲げて、足裏を地面にぴったりとつけるようにすると腰への負担が少ないです。頭を前に出さないようにあごを引いて、ディスプレイの高さを正面に調整しましょう。ひじも90度に曲げることがおすすめです。また、座りっぱなしは血流を悪くするため体がこり固まる原因です。30分から1時間に1回くらいは立ちあがり、軽いストレッチをしましょう。姿勢を保ちやすい椅子や、立ったまま仕事ができるデスクに変えることもおすすめです。座って仕事をするより、立って仕事をする方が腰への負担が軽減されます。

腰痛はひどくなると慢性化してデスクワークができなくなる方もいます。腰痛の改善にはストレッチも大切ですが、1番効果的なのは普段の姿勢を正すことです。姿勢を正すことを毎日の習慣にしましょう。